反応曲線で修正カイ二乗統計量を試す
概要
をもつ生物検定問題で、このFを計算するための修正カイ二乗統計量を計算する。
問題設定
水準 において、大きさnの標本をそれぞれ採取して、反応数がそれぞれ だったとする。
このとき、反応曲線が次の二つの場合に、修正カイ二乗統計量を計算する。
その1:正規分布の累積分布関数
その2:何か裾が広そうなやつ
正規分布の累積分布関数の場合
カイ二乗統計量は次のようになる。これを変換する。
ここで、プロビット変換を考える。
これをpで微分すると次のようになる。
また、とおく。
これを利用してカイ二乗統計量を変換する。
ここから、さらに分母と分子を修正すると、次のようになる。
何か裾が広そうな場合
次のような変換を考える。