べんきのにっき

いろいろと垂れ流します。

関数解析1章の問題1と問題7

問題1

逆だけ示す

8→2

8のようなθが存在するとき、 f= 1f =(1+0)f=(1f)+(0f)=f+θ ってことでf=f+θだから2が成立する。

8→3

8のようなθが存在するとき、 θ= 0f = (1+(-1))f = (1f) + ((-1)f)=f+((-1)*f)

で、(-1)*f∈Xであるから、これをf'とすれば3が成立する。

問題7

前半

 \displaystyle { f _{n} }を一次独立とする。

すべてのnに対して \displaystyle  a _{n} =0とならないと仮定する。(つまり少なくとも一つ、非ゼロのaがある。) なので \displaystyle  a _{1} \neq 0とする。

このとき \displaystyle  \sum a _{k} f _{k}  =\thetaをいい感じに変形すれば、次のようになる。  \displaystyle  f _{1}=\sum _{k=2} \left( \frac{a _{k}}{a _{1}} \right) f _{k}

でもこれ、一行目で一次独立って仮定したのに矛盾するからアウト。

後半

 \displaystyle { f _{n} }を一次 従属 とする。

このとき、適当な実数列bkを用いて次のように表せる。  \displaystyle  f _{1}=\sum _{k=2} b _{k}  f _{k}  =0

で、一次結合が零元になるとき、こうなるわけだけど  \displaystyle  \sum a _{k} f _{k}  =\theta

このakについて、a1=-1、残りをbkとすれば、すべてkでのak=0とならないものを作れてしまう。

おわり